2代目が会社を潰すBlog

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社長から見た半沢直樹新シリーズ第2話の感想【ネタバレ注意】

おはようございます。二度寝した、

#意識低い系社長 です。

 

 

二度寝が許されるようなタイムスケジュールで

動けることは幸せなことです。

 

ですがロスした時間分、濃度の濃い仕事を進めれば

その遅れは取り返せるというのは、私の持論です。

 

 

さて、

 

 

今日は半沢直樹新シリーズ第2話の感想を

つらつら書いていきたいと思います。

 

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見てから時間が経ってしまったので、

少し情報があやふやなところがありますが、

お許しください。

 

1.前回までのあらすじ

 

電脳雑伎集団というIT大手によるスパイラルという

ベンチャー企業の買収劇がメインストーリーです。

 

 

前回、電脳雑伎集団は、半沢率いる東京セントラル証券と

契約を一方的に破棄し、親会社である伊佐山を筆頭とした

東京中央銀行融資部への乗り換えを強引に進めました。

 

結果として、時間外取引でスパイラルの

株式30%を手中に収め、スパイラルは危機的状況となりました。

 

 

 

2.今回のあらすじ~前半

 

 

 

今回も、前回に引き続き、

電脳雑伎集団とスパイラルの買収劇が主軸です。

 

 

半沢は、前回旧友でもあるスパイラルの瀬名社長と

仲違いしてしまった、部下の森山を気遣い、

何度も諦めずにコンタクトを取るように勧めていました。

 

 

結果、瀬名社長の手に渡った森山の手紙が、

瀬名社長の心に刺さり半沢たち、東京セントラル証券と

会うことに決めます。

 

 

その件を森山が半沢に伝える際、

半沢は一度森山の言葉を遮り、こう話します。

 


「ちょっと待て。それは私に話していいことか。

話すことで、君が瀬名さんを裏切ることにならないか?」

 

今回わたしが最も、刺さったシーンがここです。

 

理由は後述します。

 

その後、半沢たち東京セントラル証券は

正式にスパイラルの瀬名社長と面談し、

 

そこで新株発行による、

電脳雑伎集団の買収防衛策を話し合います。

 

 

元々スパイラルのアドバイザーだった大洋証券と、

新株を買う約束をしている、ベンチャーから大手企業へと

成長させた、フォックスの郷田社長と会います。

 

 

瀬名社長は大洋証券から、新株を買う約束をしている

フォックスの郷田社長をホワイトナイト敵対的買収から守ってくれる存在)

として紹介され、郷田社長の出版する本を読んで

尊敬していたこともあり、二つ返事で提案に乗ります。

 

 

ですが、

半沢はあまりにも出来すぎたシナリオと

契約を急がせる大洋証券の対応に疑問を持ち、

調査を開始します。

 

 

すると、フォックスの近年の業績は良くなく、

投資の失敗から会社の身売りまで噂されるほどの経営状態。

 

とても銀行が新株購入の1,000億を融資してくれるような

会社ではない、と半沢は判断し、

 

友人の渡真利(←もはや、ただのリーク屋ですよね)に

融資情報のリークを依頼します。

 

 

同日、なぜかライバル関係というより、

もはや敵対関係にある伊佐山から直接呼び出しを受けた半沢は、

「スパイラルと接触を図ったこと」について問い詰められます。

 

 

そこで半沢が目にしたのは、

自分たち東京セントラル証券を裏切り、

 

東京中央銀行へ栄転した、諸田と三木の姿でした。

 

三木はお茶くみやコピー係といった雑務を担当させられ、

底辺の扱いを受けていることに、半沢はこう言います。

 

 

「三木は雑用や事務作業は苦手かもしれませんが、

客の懐に飛び込む対人スキルはなかなかのものですよ。

 

営業でもそれなりの仕事が出来るでしょう。

せっかくウチから引き抜いたんなら、

ちゃんと使ってくれませんか。」

 

 

これに伊佐山は激昂し、

「おめぇが口出すことじゃねぇ!」と吼えます。

 

 

ですが、それを聞いた三木は嬉しかったことでしょう

 

そして、自分が裏切ったことへの罪悪感に苛まれます。

ここも今回のキーポイントのひとつです。

 

 

東京中央銀行を後にしようとした、

半沢は偶然?因縁のある、大和田と大階段で鉢合わせます。

 

 

久々に香川照之渾身の顔芸が炸裂します。

 

 

わたしが何とかして あ・げ・よ・う・か?

君の態度次第だけどねぇ」

 

不要と言い捨てる半沢に続けて、

 

「君はおしまいです。

きみはもう、お・し・ま・い・DEATH!

 

今回もごちそうさまでした。大いに笑わせて頂きました。

 

3.今回のあらすじ~後半

 

ですが、大洋証券とスパイラルの契約は明朝。

残された時間は少ない。

 

もはや半沢たちに残された希望は、渡真利からの電話のみ

半沢もスマホの画面をじっと見つめます。

 

 

契約の数分前、渡真利より着信があり、

ようやく東京中央銀行の融資案件に1,000億の融資案件が

ある情報を引き出しました。

 

 

またこれとは別に、

同時刻同じく半沢の部下である浜村瞳は

単独で電脳雑伎集団に密偵しにいき、

 

大洋証券と電脳雑伎集団との繋がりを示す

写真を森山に送っていました。

 

 

半沢たちは、確固たる証拠はないものの、

とにかくこのままではスパイラルが危ないと判断し、

スパイラル本社へと急ぎます。

 

 

と、同時に瀬名社長に待ったをかけます。

瀬名社長は訝しがりながらも、

契約書にサインすることを引き伸ばします。

 

 

一方その頃、半沢を裏切ったことへの罪悪感と、

今の境遇への不満から、東京中央銀行に栄転した三木は、

 

伊佐山のデスクから

「電脳雑伎集団のスパイラル買収スキーム」を写真で撮り、

森山へと送ります。

 

完全なるリークであり、バレたらクビどころでは済まない

ことですが、三木はそれほど半沢たちに協力したかったのでしょう。

 

 

コンビニで画像を印刷(!?)し、

急いで瀬名社長の元へ向かう半沢たちは、

 

大洋証券と瀬名社長に証拠を突きつけます。

 

でたらめだ!と騒ぐ大洋証券は、電脳雑伎集団の社長たちと

会っている浜村から送られてきた、証拠写真を見せます。

 

 

瀬名社長は騙しやがったな!と激昂し、

大洋証券を追い出し、契約もしないことを決断しました。

 

 

その上で、半沢たちの行動に感銘を受けた瀬名社長は、

半沢たち、東京セントラル証券に救いの手を求めます。

 

4.今回のあらすじ~ラスト

 

これを聞いた電脳雑伎集団、東京中央銀行融資部の伊佐山、

副頭取の三笠は怒りに震えます。

 

 

即刻、半沢を東京中央銀行本店に呼び出し、

スパイラルとのアドバイザー契約について問いただします。

 

が、全く折れるつもりのない半沢に、三笠は伊佐山に、

徹底的に叩き潰せ、と指示を出し、伊佐山もこれを快諾、

半沢への復讐心を顕にします。

 

 

同時に、大和田取締役からも呼び出しを受け、

その足で頭取の中野渡と大和田にも面会します。

 

大和田から「銀行に逆らうとどうなるか、

知っているはずだよね?」と皮肉交じりに問われ、

半沢はこう答えます。

 

 

「わたしどもは、頭取の仰る「顧客第一」を

モットーに仕事をしています。

 

今回も求められたから応じたまで。

 

例え、銀行が相手だろうとやるべきことをやる、

ただそれだけです。」

 

 

これには、頭取の中野渡も、そうか。頑張ってくれたまえ。

としか返す言葉がありませんでした。

 

 

しかし、頭取の部屋を後にした大和田は、

至極楽しそうな表情を浮かべ、

 

 

「面白くなってきた!」と

先刻の大階段でのやり取りもあってか、

半沢を擁護するような雰囲気すら持っていました。

 

5.2話を見ての感想

 

今回は前回と違い、ところどころ、

違和感を感じるようになりました。

 

 

前回はやっぱり期待値が高かったからでしょうか。

ほとんど粗らしい粗を見つけるのが難しかったのですが、

 

今回は、やっぱり公共の場で機密事項しゃべりすぎ感

出ていました。

 

 

そして、三木の行動。

 

 

これは半沢たちの勧善懲悪に繋がるとは言え、

コンプライアンス上、そして機密保持契約上、許されざる行為です。

 

 

そして、渡真利の便利屋感。

 

彼には全くといっていい程メリットはないはずなのに、

半沢のために危ない橋を何度も渡っています。

 

これを友情と片付けるのはちょっと…。

違和感と言わざるを得ません。

 

 

まぁ、ドラマですし、半沢直樹「時代劇」として見れば

とても面白いのは事実です。

 

俳優が歌舞伎役者だらけなのも頷けます。

 

 

それにしても半沢くん、色んなお偉いさんから

直接電話が掛かってきて人気者ですねぇ(笑)

 

 

ただ個人的に刺さったシーンは、

 

森山が瀬名社長の話を半沢に切り出す際、

半沢がさえぎって放った言葉。

 

 

本来、半沢は瀬名社長との面談を誰よりも望み、

森山にもそれを促していました。

 

にも関わらず、部下の責任問題を気にかけたのです。

 

 

上司は部下の報告を聞くのは当たり前です。

 

ですが、その当たり前を、一瞬でも部下の立場に立って

聞いたことはあるでしょうか。

 

誰かしらの部下を抱えている人は多くいるでしょう。

 

叱責したり、激励したり、褒めまくったり、

様々な上司と部下関係はあります。

 

今回のエピソードから上司は、一度部下の立場になって、

報告を聞くことの重要性を教えてもらいました。

 

今後、森山は決して半沢を裏切ることはないでしょう。

 

今回は以上です。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

間違いなどありましたらコメントで

教えていただけるとありがたいです。