2代目が会社を潰すBlog

#意識低い系社長が起業・経営・経済について発信するBlogです。

コロナ後に必要な保険

おはようございます。

 

朝5時に起きてまだ涼しい間に、

1時間ドラクエがてら、ウォーキングをしています。

 

 

そして帰りの道中、

コンビニでアイスを買って食べながら帰る、

という熱中症予防

基礎代謝アップ

+軽い運動

(早朝で人がいない、という)コロナ対策

アイスおいしい

ドラクエも進められる、

 

という6重の得をしている、

 

#意識低い系社長 です。

 

もちろん、

帰ったらシャワーを浴びてしっかり全身除菌?も

完了した状態で、書きはじめます。

 


素晴らしい習慣付けじゃないでしょうか。

自画自賛

 

さて、今日は久々に保険勧誘の電話が来たので、

わたしの保険全般について、

思うところを書いていきたいと思います。

 

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1.保険とは

 

保険とは、偶発的な事故、天災、病気などに備えて、

日頃から各保険会社に手数料を支払い、

事故や病気になった際、

保険金を給付してもらうシステムです。

 

横文字にすれば、

リスクヘッジ(正確にはインシュアランス)

というやつですね。

 

 

さて、この保険というものは、

ありとあらゆるものにかけることができまして、

 

自動車、人間、建物、商品、機械設備、

身の回りのあらゆるものに保険というものが

存在しています。

 

 

例えば、iPhoneをお持ちの方で、

Apple Careに加入されてる方がいらっしゃるなら、

それも保険の一種ですよね。

 

2.保険の勧誘

 

基本的に「保険」自体を

悪く言うつもりはありません。

 

 

あくまでも、

自分がかけたいと思う「保険」を

自分で選んで入ることが前提だからです。

 

将来設計のための「掛け捨てではない生命保険」も

そうですし、

 

健康保険や厚生年金、国民年金雇用保険

日本国がやっている保険制度です。

(強制加入だけど…)

 

 

ですから、

わたしは保険の勧誘は一切お断りしています。

 

 

他人に勧められる保険なんてあり得ないのです。

 

保険の勧誘は将来の不安を煽りつつ、

「コロナにかかっても一時金がでますよ!」などと

謳ってきます。

 

ですが、このご時世に、

保険に入るべきなのでしょうか?

 

3.わたしが関わっている保険

 

わたしが現状、入ってる保険は、(掛け捨てでない)終身生命保険、対人対物無制限弁護士特約付き自動車保険(×車輌保険)、小規模企業共済、の3つのみです。

 

 

中小企業の経営や個人事業主をされている方なら、

ご存知だと思いますが、

 

「小規模企業共済」という保険があります。

 

これはあくまで、

経営者や役員でなければ入れない保険ですが、

 

最大月7万円まで掛けることができ、

万が一企業が倒産、もしくは廃業、あるいは定年で退職、

となった際に、掛けた分そっくり返ってくるシステムの保険です。

 

 

そして何より、

全額所得控除されます。

(7万*12ヶ月で84万円の所得がなかったものとみなされます。)

 

 

この節税効果は莫大です。

現状最強の節税といっていいでしょう。

 

 

ただし、これはあくまでも、

きちんと安定収入が得られて事業が継続できていることが

大前提です。

 

 

そして、もうひとつ、

 

現在では金融庁の取締強化によって、

なくなってしまった、企業型の半損逓増定期保険という

金融商品があります。

 

 

これは企業にとってはとてもメリットのある保険で、

特定の役員や経営者自身に生命保険をかけるものです。

 

ただし全額、会社が支払います。

 

 

その代わり、

 

会社の帳簿上では、

掛け金の半分を「保険料」として損金算入でき、

 

半分は「保険積立金」として資産に入る、

というからくりの商品で、

黒字企業にとっては少しでも節税効果を期待できるので

入ってる中小企業は多かったと思います。

 

4.コロナ禍において

 

コロナ禍において多くの中小企業の経営が逼迫している中、

先述した、半損定期保険の解約が相次いでいるようです。

 

 

 

それは、「当たり前」のことではあるのですが、

黒字企業が少しでも節税するための金融商品であり、

 

赤字に転落している場合、

何の意味もなさないばかりか、

キャッシュアウト(現金流出)のリスクをはらんでいるからです。

 

 

本来であれば保険会社にとっても、

とても利のある保険商品であり、

 

途中解約は基本的に考えられない、

つまり、

満期となって返戻率が一番高い年(定年など)での解約が

前提となる商品ですから、

 

元本(掛け金)を割ってでも解約ラッシュとなると、

保険会社も非常に危機的状況になりかねません。

 

 

ちなみに、

弊社ではギリギリなんとか先代を説得して、

半損保険は続けてもらいました。

 

だってもう売ってない金融商品なんですから。

 

 

さらに、

個人でも入院保険や3大疾病補償の保険などの解約も

相次いでいるようで、

 

保険会社は顧客の繋ぎ止めに必死になっているようです。

 

 

わたしも少しでも会社の負担を減らすため、

保険会社を変えたり、掛け金を減らしたりしましたが、

弊社担当者は、「続けて頂けるだけでありがたいです。」と

言っていました。

 

 

やはり火災保険や地震保険といった負担ですら

今の中小企業には払うだけの体力が残ってないのが

実情のようです。

 

5.これからの保険

 

現状、

わたしは保険に新たに加入するつもりはありません。

 

 

3大疾病になっても、

積極的に治療を受けようとは思ってないからです。

 

痛みがひどい病なら鎮痛剤だけもらえればいい、

終末期医療を最初から希望しています。

 

 

これからの時代、

保険という概念は徐々になくなっていくのかもしれない、

とわたしは考えています。

 

 

個人レベルで

投資や将来設計のための資産形成を考えなければ、

これからの時代は「年金があるから」とか

ガン保険入ってるから」だけでは

とても、太刀打ちできません。

 

 

これからの保険加入を考えている方は、

少し立ち止まって考えてみてください。

 

特に若い方は、掛け金も安く、

入りやすいですよ~と誘われることが多いと思います。

 

 

ですが、それ、本当に必要な保険ですか?

 

 

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。