2代目が会社を潰すBlog

#意識低い系社長が起業・経営・経済について発信するBlogです。

【鏡面磨き】YouTube動画第一弾完成

【鏡面磨き】YouTube動画第一弾完成
 

こんばんは。

#意識低い系社長 です。

とうとうこの日がやってまいりました。
KENMAYAとして最初の大きな一歩となります。

 

金属研磨をしている動画は数多くあれど、大抵はサンドペーパーや綿棒などで、時間をかけて研磨しているものです。動画は大抵倍速~3倍速などで編集されているものです。

しかし、わたしが今回こだわったのは「等倍速の動画」です。

編集によって動画の時間は短くしていますが、
研磨している実際の時間はほとんど編集なしです。
つまり準備時間含めて10分程度の研磨作業ということです!

今日は、動画公開記念として、金属研磨についてがっつりお話します。
興味ないよ、って人もぜひ読んでいってください。
きっと何かのひらめきが得られるはずです。

 

1.金属研磨とは

手バフ-1

その名の通り金属の表面を磨き上げる加工手段のことです。

金属の表面はミクロレベルで見るとギザギザや凹凸があり、プレス加工や、深絞り、板金などを行うとさらにその表面に浅いキズが多く入ります。

その金属の凹凸やバリなどを、バフと呼ばれる布の束を高速回転させ、押し当てることで、表面をなだらかに削り取ってたまご肌のように、ツルツルな状態にすることを目標としています。

その際、石鹸や歯磨き粉のような役割を果たすのが、わたしたちが販売している「研磨剤」なのです。

 

2.研磨剤について

画像3

研磨剤には多くの種類があり、それぞれ用途が大きく異なります。

最も目の粗いものですと、鉄鋼材の下磨きのようにサンダーやグラインダーといった電動砥石に塗布してガリガリ削るような研磨剤もあります。

逆に粒子の細かい研磨剤ですと、アクセサリーや宝玉の最終仕上げにキラキラとした光沢を出すための研磨剤もあります。

今回わたしがオススメするのは動画にもした、液状研磨剤です。

液状研磨剤はクリームやペースト状の研磨剤でどんな金属類、プラスチック類、貴金属類にも応用が効く上に、扱いやすさでは圧倒的に優れています。

 

3.実際の研磨作業の解説

 

今回わたしは、電動工具である「ハンドルーター」という機械を使いました。本来ルーターは歯科技工士さんや貴金属加工などに用いられる専門的工具なのですが、株式会社高儀さんのホビールーターセット(HRT-86)を使わさせて頂きました。

画像1

Amazonやモノタロウ、ホームセンターなどでも取り扱っていて、4,000円程度とお手頃価格です。

非常に構造がシンプルで使い方が分かりやすく、金属研磨以外にも幅広い用途で使えますので、オススメです。

さて、実際の研磨作業ですが、磨きたいモノや箇所に液状研磨剤「SLT-400」を塗ります。この段階を下磨きといいます。

液LT-340


研磨剤は多すぎても飛び散ってしまうだけで、少なくても研磨力が落ちますので、「適量」を塗ります。(ここが一番難しいところです。目安としては薄っすら下地が見える程度がオススメです。)
ルーターにフェルトバフをセットしたら研磨開始です。

バフの当て方のコツですが、中程度の回転数で一箇所に圧を込めるのではなく、万遍なく撫で当てます。
イメージとしては力を入れて窓ガラスを拭くようなイメージです。
この際、あまり力むとルーターで怪我をしたり、磨きたいモノが吹っ飛んでいってしまうので、慣れていない方は台や木材なんかに挟むようにすると磨きやすいです。

また、表面の汚れや削った微粒子が飛びますので、汚れてもいい服装や、キッチンコンロ用の油はね防止のついたて、洗えるマットなどを敷いておくと良いです。

画像6

表面の研磨剤が少なくなってきたら、一度ウェットティッシュ等で拭いてみましょう。全体的に白く濁ってる状態であればオッケーです。もし磨き残しの部分があるなら、この時点でもう一度「SLT-400」を少し塗って磨き残しを磨きましょう。

一度乾拭きをした後、液状研磨剤「SLV-10000」を塗ります。

液LS-201

バフは綿バフを使います。この段階を仕上げバフといい、先程の下磨きと違い、高速回転させながら優しく撫でるように当てていきます。

研磨中に光沢がぐんぐん出てくるのが分かると思います。油断せず丁寧に磨き上げましょう。高速で研磨をしていると、摩擦熱で研磨対象が熱くなってきますので、やけどをしないよう指サックをしたり、熱くなったら一度ウェットティッシュなどで拭いて冷ましましょう。

一通り仕上げ研磨し終えたら、中性洗剤をつけたスポンジで研磨カスなどを優しく洗い流します。
最後にティッシュなどで乾拭きをして終了です。

 

さぁ、どうですか?満足のいく仕上がりになりましたか?

 

4.今後のKENMAYAとしての活動

動画配信中PR

今後わたしたちKENMAYAは、さらに様々なものを「磨いてみた動画」にしていく予定です。金管楽器やバイク、車、鉱石や原石、さらに皆さんからのリクエストにもお応えしていこうと思っています。

わたしたちは少なくとも、研磨技術とそれに関わる研磨剤の知識、そして研磨の楽しさを知っています。みなさんとそれが共有できることを楽しみにしています。

またBASEで販売している研磨剤もどう使うのか、それぞれに動画を制作していく予定です。また、動画の拡散やプロモーションについてもアドバイスや協力して頂けるビジネスパートナーも随時募集しております。

BASEでのお問い合わせ、TwitterのDM、Facebookメッセンジャーでも受け付けておりますので、ご興味がありましたらぜひ。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

👇 YouTube動画配信記念セール中です。ぜひご来店ください。