せっかく神様がいるのなら1局、お手合わせをお願いしたい
タイトルは先日行われた、
名古屋市内で行われたイベント
「将棋プレミアムフェス in 名古屋2019」で
ファンからの質問「将棋の神様にお願いするなら、なに?」
に対する藤井聡太七段の回答です。
神という概念の是非はともかく、17歳という若さで
現在の最先端AIをも越える神の一手を打った藤井聡太七段が
最近話題となりました。
彼の頭の中を覗いてみたいと思ったのは
わたしだけではないはずです。
目次▼
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将棋の世界
題打っておいて、何なんですが、
実は将棋についてわたしは全く見識がありません。
盤面上の駒を戦わせるゲームで
飛車とか角が強いってぐらいの知識しかありません。
じゃあ何で書いたんだよ!って突っ込みは待ってください。
将棋のルール自体はGoogleで検索すれば理解できるでしょうし、
将棋の歴史をここで紹介するより
wikipediaでも読んだ方が遥かに意味があると思います。
わたしなりの将棋についてと
藤井聡太七段について書かせていただきたいのです。
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将棋という戦略型ボードゲーム
わたしは将棋を上記のように理解していて、
プレイヤーはその戦場を大局的に見る、一軍師だと
思っています。
つまり、将棋で勝つということは、
敵軍の軍師の戦略を読み解き、その裏をかくこと
が勝利条件だと考えます。
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藤井聡太七段について
わたしは当然ですが、面識はありません。
ですが、彼と同じ歳だったころ、
わたしは麻雀やスロット等で遊んでいたと思います。
そこに何の関連もありません。
ですが、同じ世界を生きているのは事実です。
彼もまたこのコロナ禍の社会を見つめているはずです。
彼が何を思い、何を考えているのか、わたしには分かりませんが、
少なくとも、世の中を少しでも良くするためには。
という社会的命題を持っているはずです。
人生をボードゲームに例える「人生ゲーム」という遊具があります。
「人生ゲーム」において、基準となるのは
サイコロの出目というランダム性だけです。
つまり、ランダムに発生するイベントを組み合わせて
最大幸福を得る目的のゲームです。
将棋とは全く異なる「人生ゲーム」というボードゲームに対して、
藤井聡太七段は何を思うんでしょうか。
無価値なゲームと見向きもしないのでしょうか。
それとも
そのランダム性にすら法則性や戦略を
見い出すことができるのでしょうか。
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まとめ
結局わたしが何を言いたいか。
藤井聡太七段はすごい。
これだけなんですが、
余りにも語彙力不足が顕著ですので、もう一言。
天才軍師として高名な「諸葛亮孔明」は
数々の名言や格言を残しました。
その中でも、
「事機」が有利に展開しているのに、
それを生かせないのは、
智者とはいえない。
「勢機」が有利に展開しているのに、
それに乗ずることができないのは、
賢者とはいえない。
「情機」が有利に展開しているのに、
ぐずぐずためらっているのは、
勇者とはいえない。
この言葉をわたしは人生における命題としています。
総訳して、
「機を見るに敏」として、
わたしも自分の人生の一軍師としてあり続けたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。