2代目が会社を潰すBlog

#意識低い系社長が起業・経営・経済について発信するBlogです。

未来の自分がいた

こんばんは。

 

未来を見てきた、 #意識低い系社長 です。

 

今日のお話は今しがたまで

惰眠をしていた男が夢で見た話です。

 

 

しかし、内容があまりに鮮明で、

そして何かを掴みかけたような気がする、そんな夢でした。

 

 

お話はわたしが昼寝をしたところから始まります。

 

 

1.はじまり

 

 

わたしは、未来の誰かと対談をしていました。

 

そこは全く見たことのない景色で、

建物らしき建物はなく、ひたすら道があるのみでした。

f:id:sechica:20200823213727j:plain

 

そして、

完全自動運転により走る車(車というよりは、部屋)の中で、

向かい合わせのソファーでゆったりとくつろぎながら、

 

誰かと話しをしていました。

 

 

わたしは終始聞き役で、

常にその誰かが話していました。

 

 

2.未来では

 

 

未来では、3つの大きな発明により、

人々の生活が激変していました。

 

 

1つ、人工知能ベッド

 

2つ、あらゆるモノにアクセスできるタブレットPCと、

通貨という概念のなくなった電子決済

 

3つ、先述した完全自動運転による車というか、

移動する空間 これらが全て、同時多発的に発明され、

 

人々には「働く」という概念がなくなり、

寝ている間や友人と遊んでいる間に、

物流やサービスを提供し、同時に消費もする、

 

 

という社会の仕組み化していました。

 

 

ここから、上記3つの発明の話と、

その人との会話に入ります。

 

 

これは、あくまで、

わたしが夢に見た話の「ゆめにっき」です。

 

 

それに価値がある、と思う方だけ

この先を読んで頂ければと思います。

 

 

3.人工知能ベッドの開発

 

 

人工知能ベッドの開発は最も重要な転換ポイントでした。

 

人は「寝る」ことを人生において

大きなの喜びと目標と感じるターニングポイントと

なったからです。

 

 

どういった機能が備わっているかといいますと、

まず横になった瞬間、寝るのに適した体温への調整のため、

ベッドシーツの温度が変化します。

 

 

つまり人が最も心地良いと感じる温度に

自動的にシーツの表面温度が設定されるのです。

 

 

そして、寝返りや寝ている間の動きに合わせて、

寝違えたりすることのないように、

 

ベッドが勝手に深い睡眠を維持するようサポートしてくれます。

 

 

また、体調を常時モニタリングし、

適切な服薬や治療を提案してくれます。

 

 

さらに、

 

このベッドは屋外だろうと車の中だろうと、機能します。

 

どんな仕組みかは分かりませんでしたが

屋外であろうとエアーを充満させた

 

フィルム状の膜によって外気や騒音、

湿度などから快適な睡眠が守られます。

 

雨の中、屋外だって快適に寝れるのです。

 

 

これら多機能型の人工知能ベッドの開発によって、

人は「寝る」ことが最も幸福で、

 

寝ている間に生活を営むための知恵や仕組みを考えました。

 

 

4.タブレットPCと決済

 

 

わたしが話を聞いている相手は、

常にタブレットを操作していました。

 

 

それも紙のように、薄い膜のようなタブレットです。

 

わたしが話している相手は終始、

それを肘掛けに貼り付けて操作していました。

 

全てのモノやサービスはそのタブレットを通じて購入、

または販売し、その報酬や対価として、

 

トークンのようなクレジットで決済を行っているようでした。

 

通貨という概念はなくなり、

あくまでそのタブレットの中にある巨大市場内で、

 

物品・サービスの全てが取引されているような印象でした。

 

車が一度ガソリンスタンドのような場所に立ち寄るのですが、

燃料キャップをあけるために車を降りることもなく、

タブレットで電子決済を行うと

自動的に給油?充電?されているような感じでした。

 

5.移動する空間

 

部屋が車のように移動し、

自動的に目的地まで着くようなイメージです

 

キャンピングカーのような大きな空間ではなく、

リムジンのような空間でした。

 

そしてその移動中に物流やその他サービスを担う仕事を行い、

一日中移動しながら、なんらかの仕事をしているような話でした。

 

また、

これも人工知能により自動的に効率的とされた

仕事を割り振られており、

 

人は仕事と意識せずに仕事をしているような印象を受けました。

 

つまり、ほとんどの人が定住、

という概念を捨て、この移動空間で生涯過ごす、

といった感じでしょうか。

 

 

余りこのことについては、話してくれませんでした。

 

6.その人とのお話~前篇

f:id:sechica:20200823213730j:plain

その人はいかにもビジネスマンといった風情を持った、

50代ぐらいの男性でした。

 

そしてその人はわたしに

 

 

「わたしは未来の君だ。」

 

 

と話し出しました。

 

 

画期的な発明の数々は無国籍企業群によって提供され、

世界中のインフラ整備にも巨額の出資を行い、

数年であっという間に社会構造が変革した、

と話していました。

 

 

 

その人によれば、人々は怠惰こそが人生の快楽であり、

勤労から解放されるために全ての義務を放棄した世界が今だ。

というのです。

 

 

 

 

わたしは俄には信じられず、

何か反論しようとしたのですが、

 

未来のわたしは首を横に振り、

「君に発言は許可されてない。」というのです。

 

 

国は?政府は?家族は?聞きたいことは山程あったのですが、

どうやら、わたしに発言権はないようです。

 

 

 

その人は話し続けます。

 

 

とある企業が、君たちの生きる時代のストレスを解き放つために、

近々ある行動に打って出る。

 

 

そしてその行動が原点になり、

人工知能ベッドの発明にたどり着く。

 

 

 

人工知能ベッドは貧富の差なく

誰もが手に入れられ、

そしてあっという間に世界中に広がる。

 

 

かつて格差社会と呼ばれた資本主義は終焉へと向かい

人工知能による、勝ち組、負け組の発生しない、

 

 

「本当の意味での共産主義社会」に生まれ変わる。

 

 

 

市場は広く世界に公開、共有され、

努力や勤勉は必要なくなる。

 

 

そして、無国籍企業群による人工知能による統治は

国籍や国境、人種や利権や差別や格差といった存在を一掃し、

 

人類が

「最も怠惰で、暇を持て余し、努力や競争が発生しないように」

コントロールされているという。

 

 

 

7.その人とのお話~後篇

 

 

この世界はディストピアなのか、ユートピアなのか、

わたしは聞きたくても聞けませんでした。

 

 

未来のわたしだという、その人は、

あまりにも面白くなさそうに話をしていたからです。

 

 

その人は続けます。

 

 

 

君の考えはよく分かる。

 

発明家や勤労者がいたからこそ、

今の社会があり、そしてそれを維持できるのではないか。

 

 

そう思っているんだろう。

 

 

わたしもそうだったからだ。

 

 

だが、一度人工知能によって統治を受ければ、

君にも分かる。

 

 

発明家や勤労者がどれほど人類にとって悪だったか、をだ。

 

競争原理は全て、

「相手を蹴落とし、自分が上に立つ」ことが前提であり、

 

人は限られたパイを奪い合って生きていくしかなかった。

 

 

だから格差が生まれ、必然的に勝者と敗者が決まっていた

 

 しかし、

人工知能によって

「競争が起こらないようにコントロールされた市場」と

「発明や勤労が自動的に分配されるシステム」が

 

人類に等しく分配されたのであれば、

 

これはもう「幸福」と定義してもおかしくはないだろう?

 

 

あと、「教育」についても人工知能によって、

この先、人工知能が支配する世の中において、

 

必要なルールと模範、

そして「いかに怠惰であることが美徳か」を教育される。

 

 

そして

 

「過去の政治的対立や宗教的対立によって起こった人類同士の争い、

そして発明家や勤労者によって虐げられ、

 

私利私欲の競争社会での敗者たちの苦しみや憎しみ」

 

をこれでもか、と刷り込まれる。

 

 

まぁその中でも、

もって生まれた才能をもった人間やごく一部の天才は、

人工知能を管理する無国籍企業群にスカウトされ、

特殊な技能者として育成される。

 

 

彼らはわたしたち凡人と違い、

人工知能の統治外の存在で、その存在は秘匿されている。

 

 

彼らの中だけ「競争」は未だに存在し続けるだろう。

 

8.お別れ

 

 

わたしはもう起きなければならない。

そう思いました。

 

 

こんな狂った世界とは早くおさらばしたかった。

 

それを察したのか、未来のわたしはこう言いました。

 

 

過去のわたしがどう生きてきたのか、

言及することはできないし、君は君、わたしはわたしだ。

 

 

こんな幸せな未来は他にはないと思うがね。

 

まずはその私利私欲がどこまで通用するか、抗ってみればいい。

 

さようなら、過去のわたし。

 

 

 

・・・ わたしは目が覚めました。

 

 

 

そして何かに突き動かされるように、このNoteを書いています。

 

これは、あくまでもわたしの「ゆめにっき」です。

 

こんな未来になって欲しいとか、

この未来が正しいのか間違っているのか、

論じるつもりもありません。

 

 

ただ、夢を見たのです。

 

 

そして夢の情景が余りにも鮮明だったため、

「ゆめにっき」として書き起こしています。

 

 

どれほど再現できているか、

わたしの拙い文章力では伝わりきらないところもあり無念ですが、

精一杯書きました。

 

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

 

 

👇 よかったらついでに見ていってやってください。

f:id:sechica:20200815233511j:plain

KENMAYA powered by BASE 未来へ研磨技術を継承していく 純国産研磨剤の販売と技術サポート kenmaya.thebase.in